グラストの特長

住友ゴムの制振技術「GRAST」が、より安全で快適な暮らしをサポートします。

特殊な高減衰ゴムの、せん断変形を瞬時に熱エネルギーに変換する性能を利用することによって、構造物が受ける風揺れや交通振動のような微小な揺れから大地震まで、さまざまな揺れを吸収、コントロールすることが可能です。より安全で快適な暮らしこそが、超高減衰テクノロジー「GRAST(グラスト)」の願いです。

住友ゴム製超高減衰ゴム制振材の特長

三原大橋
  • 微小な揺れから巨大な揺れまでさまざまな揺れを低減。
  • 短周期から長周期までさまざまな構造物に適用可能。
  • 温度依存性が小さく-20℃から60℃まで安定した減衰性能を発揮。
  • 非常に剛性が高いのでコンパクトでも大きな減衰能力を発揮。
  • 繰返し使用しても性能の変化が少ないことを実証。
  • 構造がシンプルなため施工やメンテナンスが容易。

橋梁ケーブル用高減衰ゴムダンパー


対数減衰率8.8倍!

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高減衰ゴムの特長

高減衰ゴムとは・・・

高減衰ゴムは、レーシングタイヤよりも減衰力に特化した性能を備えています。

高減衰ゴムの性能

なぜ、高減衰ゴムが高い減衰能力を発揮できるのか。それは高減衰ゴムの特殊な配合によります。高減衰ゴムのゴム分子間に存在する粘弾性体の粘性減衰要素とばね要素(弾性要素)、摩擦減衰要素の3つの要素によって、高い減衰能力を発揮できるのです。

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京都大学との共同研究により裏付けられた耐震・居住性向上効果

ビル用ダンパー実大実験風景ビル用ダンパー実大実験風景 風応答微小振幅実験風景風応答微小振幅実験風景

弊社では、京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻・竹脇/辻研究室と2005年より共同研究を実施しています。この共同研究においては、住友ゴムの超高減衰ゴム制振材を高層建築物に組み込んだ場合の地震応答および風応答の低減効果を,高硬度ゴムに対する極微小変形動的載荷実験などの実験的研究、および、等価線形解析などの理論的研究を通じて検証し、常時作用するような微小な風外乱から極めて稀に発生する大地震までの広い範囲にわたって、居住性に関連する加速度応答と、構造安全性に関連する変位応答をバランスよく低減させることが可能なことを明らかにしました。(1)(2)

大学等との共同研究について »

文献

  1. 辻聖晃、谷翼、竹脇出、松本達治:高硬度ゴム粘弾性ダンパーによる建築物の居住性能の改善、第12回 日本地震工学シンポジウム論文集CD-ROM、pp.970-973(2006)
  2. 辻聖晃、谷翼、鈴木ちひろ、吉富信太、竹脇出、松本達治:風に対する建物応答低減のための高硬度ゴムダンパーによる 極小振幅時付加減衰、第56回理論応用力学講演会講演論文集(2007)

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住友ゴムの超高減衰テクノロジーGRAST[グラスト]

G : Genuine(正真正銘の、本物の)
R : Rubber(ゴム)
A : Attenuate(減衰する、低減する)
S : SUMITOMO RUBBER(住友ゴム)
T : Technology(技術)

すぐれた性能を誇る高減衰ゴムによって、様々な揺れを低減する住友ゴムの技術。

制振ビジネスチームリーダー 工学博士 松本 達治
制振ビジネスチームリーダー
工学博士 松本 達治

1995年に発生した阪神淡路大震災では、弊社神戸地区の工場やオフィスはもとより多くの従業員の住居に甚大な被害を受けました。この被災経験を糧として震災以降、弊社関係者一同は『揺れを止める』を合言葉に、これまで永年にわたって培ってきた固有の高減衰ゴム材料の技術「GRAST」をベースとした制振材の開発に尽力してまいりました。

震災直後に商品化した大型斜張橋ケーブルの風揺れ対策用制振材は、高耐久性や優れた環境依存性が評価され、現在では国内外の寒冷地から温暖地まで幅広く採用されております。また、震災10年後に商品化した住宅用制振材は、コンパクトかつ安価なことが10,000棟以上の戸建住宅への納入実績につながりました。

最近では、台風や地震動による長周期振動が懸念される超高層ビル、海洋波対策としての海洋構造物などの大型構造物から、IT機器用ラックやTVアンテナなどの小型設備に至るまで幅広く適用されております。

今後も様々な分野において人々の暮らしに安心と快適を提供できるよう開発を進めていきたいと考えております。

今後とも住友ゴムの制振技術「GRAST」のご愛顧ならびに新規分野への適用に関するご提案を頂けますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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